犬のしつけ


 家族の一員として犬を飼い、これを将来利口で行儀のよい健康な愛犬に育て上げ、ゆくゆく
は、ああもしたい、このようにもしたいとその夢と希望に胸踊らされていらっしゃると思います。
しかし、家族の一員としてその家族の秩序を守り、他人に迷惑をかけないために、そのしつけ
は必ず行わなければなりません。
犬のしつけは「ほめ方」と「叱り方」によって決まります。犬が行動する直前か直後にタイミング
良く行うことが効果的です。
1、ほめ方
 先ずほめ方ですが、背要部、肩先や喉元を撫で、「よーし」、「よし」と言葉をかけながら愛撫を
与えます。子犬のときから愛撫による心地良さを十分に悟らせておくことが大切で小型犬で制御
しやすいからといって、愛撫を怠った結果成長した犬は体に触られるだけで強い警戒心をむき出
しにする犬になることがあります。

2、叱り方
 次に叱り方ですが、例えば手をしゃぶり噛みしたり、人間の体臭のついたスリッパや衣類を噛
んだりすることは、どの子犬もよくやることです。この時です。悪いことはいけないのですから、手
のひらか、新聞紙を丸めた棒で「いけない」、「いけないよ」と声を掛けながら「ビシッと」軽く打って
ください。怒らずに叱り(七分ほめて三分叱る)、叱ったら叱りっぱなしにせず、「はい、わかった
ね」、「いいこ、いいこ」とほめてください。
親犬になっても人を噛むことが平気な犬や、噛みさえすれば人間が自分のわがままを許してくれ
るのだ、との気持ちは子犬のときのわずか2〜3週間の飼い主のしつけで直ります。
そうすることによってその犬は一生打たなくても済む、とても素晴らしい性質の良い犬に育てるこ
とができます。
3、健康で清潔な犬に育てること
 「健全な精神は健全な身体に宿る」と言われます。この言葉は人間だけでなく、犬についても
言えることです。いつも満腹の状態は健康に害になるばかりでなく、愚鈍な犬をつくってしまい
ます。次に、適当な運動と日光によく当てて、そしてきれいな空気を与えることが要求
されますので、十分に注意してください。バランスのとれた食事、運動、被毛のお手入れはその
犬にとって一生大切なことです。

4、散歩について
 生後5〜6ヶ月位から本格的な散歩ができます。初めて散歩に連れ出すと、おどおどして自動車
は勿論、乳母車、子供の三輪車にまで驚いて歩くことができない場合がありますので、犬を根気
よく戸外に連れ出し(一日2回、20〜30分位)、危害を加えられるものでないことを教え、「こわくな
いよ、大丈夫よ」と、やさしく言い聞かせるようにして慣れさせてください。
 散歩の時間は生後日数、小型犬、中型犬、大型犬などの種類によって異なります。
最初の1ヵ月間は5〜10分位、次の1ヵ月間(2ヵ月目)は10〜20分位と徐々に時間を延ばして
ください。最初からいきなり30分も散歩をさせたら骨格構成に悪い影響を与えます。




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